7月3日 金曜日
「こんにちは」
「どうぞ お入りください」
「わぁ〜 やっぱり大きいですね」
中に入ると壁に立て掛けてある大きな鏡が・・・・
二年?に一回位ご注文を頂くA様
本当は箪笥?キャビネットを作る予定でしたが
風向きは変わり
「鏡買ったんですよ」
「えっ カガミ?」
「そのフレームを先に作って欲しいそうです」
「わかりました どんな感じですか?」
「これです」
スケッチを見せて頂き
「んっ・・・・」
多分 初めての打ち合わせだと掴みどころがないでしょう
でも
お付き合いが長いと 何となくどうして欲しいのかが分るものなんです
僕の好きな感じで作っていいのではなく
お客様の好きな感じに作れる気がする? 作れる?
お客さんも「作ってくれる!」と信じてる
「こんな感じで」って紙の上で伝えるのは難しく
ミニチュア作って画像を送って
ミニチュア作ると実際に掛かる制作時間は浮かぶのですが
そのまんま提示すると結構な金額に
そこは小市民なハリネズミ
僕が嫌にならないギリギリの価格を提示
「お願いします」
それから約1ヶ月が経ち納品日
巾1000 × 高さ1800 の鏡を移動するのはリスクがあるので
微妙な遊びを作って現場調整・組み立て
ミニチュア通りに作れなかった自分の不満はありますが
「素敵です」
そう言って頂くとホッとする
僕が大切にする手触り 視覚的な些細な加工なんだけど
完成品を写真を撮っても分らない
子は親に似てるんでしょうね (^^;
実物は最高ですョ
(^^)