工房 半月目

工房準備を始めてから半月が経つというのに
いっこうに進まない。

本格的に動き出すにはまだまだです。

5月9日

何もなっかた工房に荷物を運び込んで何日経った？
少しは片付いたのか？
片付きません・・・。
そんな簡単に片付く分けも無く、収入無いのに時間だけが過ぎていく・・・

片付けよりも何が必要か！
作業台です。

今まで何回か経験してますが、大体作業台を作る時って木工機械も何も無い状態なので、家具職人としては多少苦労するんですよﾈ。
なので無の状態から、その場であれやこれやと木作りする大工さんに会うとこの大工さん凄いなって尊敬してしまいます。

そんなこんなで作業台作りました！




天板はナラの集成材で厚みは45ミリ定価35000円（安くして頂きありがとうございました）あとは2×4材などで安く・頑丈に・ヤッツケ仕事で仕上げました

こんな物も買いましたﾖ

マキタを使ってきた私、初めての日立ルーター
果たして・・・

初仕事。

空間のまとまらない工房に落ち着きを奪われながら
気がついた事をメモに取り「こうしよう、ああしよう」の積み重ね。
使いやすく綺麗にしたいが贅沢品に投資できる予算は限られていますから（悲しい〜）。

日々仕事もせず工房整理をいつまでもしている分けではありません
まだ機械も入ってない私に平気で注文をしてくるヤツがいます。

しかも、納期は2週間もなかった。

吹きガラスの佐藤圭太http://www.e-ggg.com/

5月21日から東京大丸での個展に出す作品のパーツを作って欲しいと言われたのです。

私の独立初仕事にはもってこいの相手からの注文でした。
機械が無くても何とか期待にこたえる仕事をする。
人の作品の一部になる事はその作品の評価に私の仕事が影響する。
納期は短い・・・は、現状では厳しかったﾜ。



照明のカサと箱です。
カサのほうは1枚板をｾｯｾと刳り抜きました。
箱の方は・・・
中に入る物の寸法と納期に気を取られ満足のいくものではないです。
個展成功して追加注文来たときにはもっと良い箱作ります。

ともあれ、10日の納期には間に合わす事ができ良かった･良かった。

発送準備中のガラス達



初仕事が佐藤で良かったﾜ。

次回納期5月14日
あかり工房吉野　坂本尚世さんが
「吉野檜あかり展」Jクオリア5月17日〜25日
に出す照明枠です。

何で照明続きなの？
しかも納期短い・・・。

今まで何だったんだ〜！！

今の車になって2年半どうしても必要な時には軽トラックを
借りていたのに・・・。



3×6ﾍﾞﾆﾔ入るではないか！！！

もしかして、こうしたら入るかも？！って
やってみたら入りました
ラクティス使えるやん。

先日書いた吹きガラスSATOリンクしました。
前の前の仕事場で知り合ってから5･6年酒飲み友達で
作り手仲間です。

間違えた・・・。

なんかすんなりアドレス取れたと思っていたら・・・？
気が付きました、
hedgehogの真ん中「e」が〜〜〜
抜〜け〜て〜る〜http://hedghog.seesaa.net/（＞_＜）。

今更、変更でいないのでこれで行くことにします（少しイヤだけど）。

遅くなりましたが、アルブルの米地さんコメントありがとうございます。
お陰様で作業台使いやすいです。
こちらもリンク貼らせて頂きます。

アルブルは米地さん（材木屋さん）がこの春にオープンした木工教室です。
興味のある方は一度覗いて見てください。
私の１番弟子？下村が頑張っています。

そして八チャンもコメントありがとね（＾−＾）
八チャンは有名な？陶芸家？？？そして陶芸教室やってます。
リンクしといて下さいね！
こちらも勝手にリンクします。

ん、、、、コメント返信でごまかそうとしているわけでは・・・・・・・・。

そうそう、以前製作した照明ベースの完成品が吹きガラスsatoのブログにアッ
プされてます。興味のある方はどうぞ。

あれを梱包して東京まで運ぶのはコ・ワ・イ！！！

その後、
照明続きの坂本さん注文も無事に収め
ただいま芦屋Jクオリアにて展示中です。



詳細を見せれませんので後ろから。


先週の土曜日にやっと来たんです・・・
次回予告
。

木工機械搬入

先週の土曜日に待ちに待った木工機械達が搬入されました。

MATUOKA　自動鉋盤　４００ミリ。
４００ミリなのにスズサンの様にゴツイ風貌ではなく
角の取れたレトロな感じ、
実は遠心ブロックの３枚刃仕様！！！
回した時の遠心ブロックの音がたまらないです。




TOKIWA　横切り６００ミリ　ストレート。
本当は１０００ミリの軸傾斜が欲しかったが出物がなかった。
まっ、こいつは、こいつで場所をとらないし十分に使える。




飯田　軸傾斜昇降盤　右定番延長仕様。
これも、角の取れた良い感じのスタイル
右側はコンパネ載せて定番広く使えるようにしました。




BAN　手押し鉋盤　３００ミリ　２枚刃
なんともシンプルな手押しです。
集塵ホースを付ける穴もありません。




角のみ盤
メーカーどこっだけ？
ハンドルが昇降と横が一体式でスッキリしています。
横スライドはチェーンなんです、初めて見ました。




ボール盤　１３ミリ　100Ｖ




ベルトサンダー　機械屋さんハンドメイド
機械屋さんが解体したモーターを使って自作しているサンダーです。
以前の工場でも使っていたので問題なし。
ただし、ペーパー替えが別注サイズのため
1枚２千円の10枚セット２万円で買わなければいけません。


以上が今回購入した機械達です。
そして・・・

アルブル米地さんに頂いた昇降盤
元々、」自動送りが付いていた物。


下村に頂いた帯鋸
デカイ！！



年代物、１００Ｖ仕様の帯鋸（手前）
モータースピードは遅いのだが馬力があり重宝してます。
後ろにあるのは整備途中の旋盤で、これも１００Ｖ仕様です。


ユタカの糸鋸　出口先生仕様
色は塗り替えました。
ボディー・アームがしっかりしてるので
この手のサイズの中では使える機種だと思う。


オフコーポレイションで購入したベルトサンダー。
もう、５,６年は使ってると思います。
一度、上部ローラーが溶けて修理しました（無償）。


揃った揃った、
とりあえず一式揃いました。
揃ったはいいのだが
写真でもお解りののように、工房ぜんぜん片付いてません。
機械のセッティングもしないといけないし・・・。
まだまだ、人を呼べる工房ではありません。

落ち着かな〜ｲ！！！

仕事は進まない。

昨日だったか？　夜のひと時ふとテレビをつけたら・・・ﾝ？？？
誰だ？　大澤誉志幸でした。　
数年めっきり姿をお見かけしなかったので少し感動！！！

「見慣れない服を着た　君が今出ていった
髪形を整え　テーブルの上もそのままに
ひとつのこらず君を・・・」

良い感じ！！！
妻のハモリ？が無ければ更に良い感じ、でした。

「ガラス越しに消えた夏」　が　「そして僕は・・・」　のアンサーソングだったとは知りませんでした。
吉川晃司に提供していた　「ラ・ヴィアンローズ」　なんてのも思い出す。

ついでに銀色夏生も大澤誉志幸とペアだったなｱ〜。

私は比較的「好き」と感じたらジャンルに関係なく「好き」になるタイプなので
当時、聞いていた音楽もバラバラですﾜ。

中村あゆみ・佐野元春･白井貴子などなど、そして何故か阿川泰子!

小学校6年の時に友達の家で
「阿川泰子が好きです」と言ってからは、友達のお父さんにレコード貸してもらったり
「タモリの今夜は最高」に出ていたビデオを貸して貰ったり・・・。

久しぶりに阿川泰子聞きたい、ついでにレディースミスブラックマンバーゾのアカペラも聞きたいｿﾞ〜
テープどこ行ったんだ？明日探そう。

吹きガラスsatoの東京個展も無事？に終わったみたいで何よりです。
やっぱり私は最後まで箱、後悔・・・。

そして、
工房　換気扇つけました。


水害対策とデスクワークスペース用の床張りもやっと始めました。


仕事は進まない・・・。

通勤と機械

今日は久しぶりにずっと工房にいた。
8時から7時半まで・・・。
わりと充実してた？？？


一人になって、一人で仕事をすることになったのだけれど、生活のリズムは変えない。

朝5時50分に目覚ましが鳴って7時までには家を出る。

起きてすぐにバナナ1本、

次にタバコ一服、

猫のご飯とトイレ掃除（4匹）、

歯を磨いてヒゲ剃ってトイレ、

ゴミ捨て、新聞・・・

ご近所さんと「おはようございます」。

通勤車中で食べるオニギリ2個を自分で握る。

朝の気分で味付けと大きさが変わるので自分で握る。

お茶とコーヒーと予備の飲み物、3本の水筒にお弁当をカバンに入れる。

車に乗って、　　行ってきまーｽ！！！

４３号線に出て一服　　ふう〜〜〜。

ひたすら下道１時間１５分　２８キロ。

工房到着！



車、新車で買って２年半

走行距離６万５千キロ超えました。


思えば木工初めてからの仕事場ときたら東方面ばかり、しかも遠方。　

守口　・　津守　・　宇治　・　平野区　・　和泉　・　住之江　・・・・　。



いつか、海が見えて綺麗な川が近くにあって冬はしっかり雪の降る場所に移住してやる！



木工機械の調整が上手くいかん！！！！！！！！！
直してやる！

直角が四次元で狂ってる。
これでは使えない。






機械いじりだすと切がないな〜〜。

重い！！！

あれから一月半、
一番最初に来た「帯鋸」
君は工房入り口に背中を向けたまま・・・・。

君は見るからに重そうで、僕の体がそっちに向かない。


「ほったらかしにしてごめんﾖ！！」


そして・・・
朝一番、準備はできた。


こいつを


ここに乗せる。　　一人で。


車のジャッキを使って


あっち上げて・こっち上げて


８００キロ対応のジャッキ壊れました。
ハンドルも曲がった。


２時間半やっと台の上に・・・。


これで君も自由の身？
でも、背が高すぎて動ける範囲は入り口付近だけ・・・。（ごめんよ〜）

やっとコンセントに届く場所に移動できたので、調整してスイッチオン！

「ガー・ガー・ガー」
音はすれども回らない↓

電気系統バラして再度スイッチオン！


シャン･シャン･シャン・・・・・・・・。

蒸気機関車が発進するときの様なリズム？

シャン・シャン･シャン・・・・・・・・・。

よかった、よっかた君もやっと仲間入り。

時間を見つけて、次は君の前面下部の汚れを取り除いて綺麗にしてあげよう。


でも、ホントに重すぎる。

死にザマ

今日は梅雨の６月７日

一年前　６月１８日に倒れた親父は食道癌。

抗がん剤治療に苦しみながらも復活の兆しが見えていた？かのように思っていたが勘違い・・・。


２日前
「お話をしたい人などには連絡して下さい。」
と医者が言いました。


親父がベッドの上
モルヒネを打ちはじめ、酸素吸入、オムツを付け････。　

たまに見せるうつろな眼差し。

脳圧が上がり始め２･３日中に話ができなくなるかも。
いつ心臓が止まるか判らない。


連日、来るﾜ来るﾜ
お見舞いの人たち、休む暇も無い。

「思ったより元気そうですね！」
皆が口にするその言葉に親父の気丈を感じる。

僕らには状況判断ができない容態、
医者の言葉を信じるなら話す時間は少ない・・・。


「あなたといた街　　思い出せなくなる前に　　声を聞かせて　　笑顔を見せて・・・
撫でて優しくあの日のように・・・」
「のうぜんかつら」を聞いていても親父が重なる。


親父を大好きかと聞かれると「ハイ」とは言えない自分。
病人姿を、ベッドの上で痛がる姿を見せられて「ずるい」とも思う。
でも、憎みきれ無いみたいﾃﾞｽ。


親父らしい、
肉体が自分の言う事を聞く間は何とかしようとしている
「痛い」とはなかなか言わない。

日に日に発するつじつまの合わない言葉。

明日も朝からお見舞いに来てくださる。

月曜日少し親父を独り占めする時間を作ろうと思う。


兄とは今後の話は済ました。
「親父の死にザマを見さしてもらおう」と・・・。

元気な？親父・・・生命力。

先生の言う「２･３日・・・」は過ぎた・・・。

仕事を早々に切り上げ病院へ、
病室にいないではないか！

「看護実習生に爪を切ってもらいに中庭に行ってま〜す。」


週末の沢山のお見舞いのお陰で昔を思い出したのか
「会議をするｿﾞ！」
「今晩、集会があるから帰ります。」

月曜日朝、病院から電話があり
「今日外泊するといってますが・・・」
「えっ・・・、そうですか！？　折り返し電話します。」

酸素の手配などをして、久しぶりの帰宅。

帰宅中に急変した時のアドバイスを受ける、
「いざという時は救急車を呼んで労災病院へ・・・。
延命処置はしませんと伝えてください。。。。
言い難ければこの紙を見せてください。」


月曜日、皆が集まらない事を伝え、

「まあ、ゆっくりしいや!
」
とは言いつつ、ヒヤヒヤものの２４時間でした。


翌日、無事に病院に戻りZzzzzz、、、、。


看護実習生に爪切ってもらってご機嫌。
辻さんありがとうございます。


そろそろ僕も手を動かさないと家族に迷惑がかかりそうだ。
作るものがたまってきた、納期も迫ってきた・・・。

大切な今の時間、
どう使うべきなのかを悩む。


昔、
山奥の滝つぼに飛び込んで浮いていた事がある。
誰〜もいない夕日の海に素っ裸で飛び込み浮いていた事がある。
北でｼﾝｼﾝと降り積もる雪の中、首まで埋もれていた事がある。

昔のように
自然の流れに身を沈めて物事をシンプルに考え直したいなあ〜。

今年の秋にでも白州のあの滝に行ってみよう！
吸い込まれそうなあの場所へ
ヒゲなしさんも連れて行こう・・・。

謎の手紙。

工房を借りて２週間後位の出来事・・・・・・・・・。

工房を貸してくださってるSさんが
「鳥羽くん、なんか手紙来てるﾃﾞ」

えっ、何で手紙が？　　しかも　air mail？？？？

「怪しいんちゃうの！」と、sさん

「変なサイトで変な場所クリックしたかなｱ〜」


落ち着き、一人工房の中。

薄っぺらい封筒。を　　ジーーーーっと眺める。



何か変な事に巻き込まれそうな予感と、
たまに？　ネットで入ってはいけない領域に入ってたバチが当たったのか！
などが頭をよぎる。

中の手紙を　ジーーーーっと眺める。
「Fine Woodworking」のスペルが・・・
もしやこれは、ヒゲなしさんか？

今思えばあの時海外繋がりで住所知ってるのはヒゲなしさんしかいない訳で、、、。


親父のお見舞いに来てくれた○子。
○子は十代をカアメリカで過ごした女の子。
○子に「訳して！」と言っても私が理解できる答えは返って来なかった。
後日、○子からは内容について補足があり、まあ納得できましたが・・・。


「ヒゲなしさんに直接聞いて見るべし。」
と言う結論に至りました。

明日にでも連絡してみよう。



今日は誰も病院に行かず用事をこなす。
明日は昼から外出。
工房に連れて行きその後本町？？？行きたいと言う場所には取りあえず行く。
車に積み込む酸素ボンベがやたらと重いらしい。

外での仕事

昨日は久しぶりに野外での作業でした。
朝６時に家を出て篠山へ・・・。高速に乗る余裕が無いので仕方が無い。
依頼は４メートル四方のテラス基礎。
依頼主も経費削減で床は自分で貼るらしい。

ここにテラスを・・・


集合８時なのに先方が来たのが９時前、
「遅いじゃないですか！」と言ったら、
「だからメール入れといたじゃないですか！そっちが電源切てたんちゃうん！！！」
結構気長な方ですが、思わず
「遅れて来といてその口のきき方なんや！！！！！！！」黙ってられず吠えた。
0.2秒でブチ切れました。
因みに電源は切ってません、電波状況が悪い事は先方も知っての事です。
大人ですから一喝した後は作業をして、

炎天下休憩無しの６時間････暑かった〜。

１年経ちました。

先生の宣告を受けてから２週間が経とうとしています。

お見舞いの慌しさは一息つき・・・。

前の土曜日に外出、工房を見に行きその後「堀江」へ。


親父の仕事仲間で昔から家具を扱っていたお店を
「お前に紹介しておく！」っと・・・。

親父の言っている事が正気なのか？そうでないのか？
半信半疑。

親父が南や北で仕事をしていた事は知っている。
武勇伝？は散々聞かされ「何言ってるの」と思っていた。

自分が成長していくにつれ「まんざらウソではないんだ」と知る。


堀江、谷町、心斎橋グルグル･グルグル・・・・。
また、堀江。
ここは歩行者天国か！

二周目、「「清水商店」なんて無いよ、もう無くなったんちがう？」

「あった！！！止まれ！！！」

まさに堀江の入り口「メブロ１６」のビルを指差す親父・・・・。
家具を扱ってる気配は無く一階はブッティクなのだが言い出したら聞かない。

車椅子に乗り、鼻には酸素のチューブ、手には杖。

お店の前に来ると、誰が見てもブティックなのだが親父は杖を振り回しながら
「ここや、中に入って話をするから中に入れろ！！」

バリヤフリーでもなく車椅子を担いで入るには・・・・（どうするべか？）。



背後から優しい声が、

「自治会のものですが何かお困りでしょうか？」

チノパンにギンガムチェックのボタンダウン、ブルーのジャケット。
タスキ掛けのカバンに髪は白髪混じりのショートッカト。

アイビースタイルの紳士が僕らの横をニコリと通り過ぎ、しゃがみながら親父の前に・・・。

「丁度、後ろを歩いていたらこのビルをしきりに指差してはって、ここで止まりはったから・・・」

親父が頭を上げ紳士の顔を見て　
　　「○○チャン！」　　何事か？

　　「芳機ちゃんか！」　　何だ何だ？


心配して声を掛けてくれた人はこのビルの持ち主清水さんであった。
家具はやめてしまったらしいがアフターサービスの為に当時の電話は残してあると言う。
「お客さんは大事にしないといけないよ」と・・・。

多分２０年近くあってない二人。　ものすごい偶然の一コマ。
手を握り合う二人、涙きそうな声を我慢する親父。
病院へ帰る時間が近づき、駐車場まで送ってくださった。

「元気になって、またおいでよ。」

そして僕に、「色々話をしてあげるから電話してきなさい。」と・・・。


沢山の人に再開したお陰なのか
日に日に言葉がハッキリしてきたようにも思えます。
先生もどうなのか分らない状況。

今日無事にステント手術をすることができ経過を見て数日後には
ご飯を飲み込む事ができるかも・・・・。

去年倒れてから今日で一年目。
これからどうなる･・・・・・・・・・・・・・・・・？

雨降る昼下がり・・・。

雨が降って
湿度も上がる上がる
洗濯物は乾いているのかいないのか？？？

少し前なら臭かった洗濯物も洗剤の進歩のお陰で臭わない。
でも湿気っぽさまでは取り除けず箪笥にしまう気がしない・・・。


昼間からビールを飲むにはもってこいの薄暗さと雨の音
今日は病院も行かず　夕方までは一人・・・。

少〜し、ストレスたまり気味の体と精神
ビールを飲んで消えていく背中の痛み
苦痛と雑音から開放される。

しかーし、目の前には図面が一杯だーーー。




今週末にも親父の在宅介護が始まりそうで、色々と準備を進める。
介護ベッドに車椅子、オムツはどこが安いのか　ﾅﾄﾞﾅﾄﾞﾅﾄﾞﾅﾄﾞ。


看護婦さんにしてもらうのには何の抵抗もないみたいだが
親父に、
　　　　　「下の世話どないする？僕と兄貴がしようか？」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　聞いてみた。

「俺のプライドそこまで削ぎ取らんでくれよ。
　　　オムツパンツなら自分で何とかできる筈やから・・・！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その一言に少し親父らしさを感じた。



いずれ、皆にやってくる現実。
その時、誰がそばにいてくれるのか、
誰が世話をしてくれるのか・・・・・？
看取る方なのか？看取られる方なのか？　
考える？？？

そして、その人は「やさしさ」を持って接してくれているだろうか？



ちりめんん山椒に杉ｻﾝの小梅干
そして、ビール！

「すみません、揚げだし豆腐一つ！！！」
　　　　　　　　　　　　　　誰もいないかぁ〜〜〜。

ネコと戯れて・・・・・・・・。